「フロー理論」の提唱者、
チクセントミハイ博士は、沢山のインタビューを通じてクリエイティブな人の特徴には「これ」という複数の特徴をあげることはできないと感じています。むしろ、クリエイティブな人は沢山の、時に矛盾するような特徴の双方を併せ持っている人が多いのです。
彼らには、自分はこうしなければならないという型はなく、ただとにかく自分の人生にわくわくしていて、無駄に過ごしたくないと思っていて、今目の前にあることに一生懸命です。
例えば、クリエイティブな人はとてもエネルギッシュで、バイタリティがあるように見える反面、眠りたいときに寝てしまい、疲れたら休むことをためらいません。
今寝たら周りの人に示しがつかない、こんなに仕事をしたりしたらやりすぎ?などの人の目は一切気にしない。確かに私の周りの「なぜかできる人」にもこの習慣は当てはまる気がして、とても興味深くお聞きしました。
仕事も研究も遊びも休息も「自分の意思の赴くまま全力で」がクリエイティブな人の特徴のひとつです。
チクセントミハイ博士の講演をグラフィックファシリテーションで紹介
- クリエイティブな人の特性
- チャレンジとスキルのバランス
- 「フロー理論」の8つの精神状態
- 指示を与えるのは逆効果?チクセントミハイ博士に聞く「フローと集団」
- クリエイティビティを起こすために必要なもの
- 組織文化が独創性を育て、独創性が新たな組織文化を育てる
「フロー理論」の第一人者、チクセントミハイ博士の初来日講演の一部を、グラフィックファシリテーションの技法を使って6つの章にまとめています。本記事では1章のみお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか?「クリエイティビティが生まれる条件」についてより詳しくご覧になりたい方は、下記より1冊のebookとしてダウンロード頂けます。貴社での組織づくりに、是非お役立てください。
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一般社団法人サステナビリティ・ダイアログ代表理事/Art of Hosting Japan 世話人
国際基督教大学を卒業後、大手監査法人に公認会計士として勤務。出産を機にサステナビリティに強い関心を持つようになり、家族とともにスウェーデンで4年に渡り生活。持続可能な社会のための戦略的なリーダーシップ等2つの修士課程で学ぶ。留学中に出会った北欧発の参加型リーダーシップトレーニングArt of Hosting、グラフィック・ファシリテーションを軸に、スウェーデンのサステナビリティ戦略フレームワークを伝えるための活動を展開。